【栽培記録】N.bloody mary(ブラッディマリー)


皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
本日ご紹介する食虫植物はこちら↓

N.bloody mary(ブラッディマリー)です!
昨年の夏に園芸店で購入し、現在半年ほど栽培しています。

名前がかっこよかったので、衝動買いしました!
育ててみた結果、とても育てやすく成長も早いため、初心者の方にもオススメの品種だと思いました。



明らかにボリュームが増しています!
今回はそんなN.bloody mary(ブラッディマリー)の育て方や魅力を紹介します。
- N.bloody mary(ブラッディマリー)を育てている方
- これからウツボカズラ栽培をしてみたい方
- 育てやすいウツボカズラを栽培したい方
N.bloody mary(ブラッディマリー)とは
アンプラリアとベントリコーサの交配種
N.bloody mary(ブラッディマリー)はN.ampuralia(アンプラリア)とN.ventricosa(ベントリコーサ)の交配種です。

N.lady luck(レディラック)の逆の交配種

交配に使用する親株の組み合わせを雌雄逆にすると、よく似た「N.lady luck(レディラック)」という他の品種になります。

N.lady luck(レディラック)の記事はこちら!
特徴
小ぶりの袋がたくさん付くイメージです。
また、環境が整えば、次々と袋を展開していきます。

また、N.lady luck(レディラック)と同じく、全体的に赤みの強い袋が特徴的です。


N.lady luck(レディラック)との比較
同じ親を持つレディラックとの比較画像です。

栽培期間が異なるため厳密な比較にはなりませんが、現在は同じ環境で栽培しています。


蓋の付き方や袋の形状は似ています。


レディラックの方がより濃い赤色をしています。


どちらもザラッとした質感で、うっすら筋が入っています。


どちらもアンプラリアの特徴である産毛が生えています。
育て方
栽培環境
冬季
我が家では栽培スペースの都合上、低地性ウツボカズラと同じ温室で管理をしています。
- 日中温度:20度
- 夜間温度:27度
- 湿度:60%以上

一般的にアンプラリアは高温多湿を好む低地性、ベントリコーサは乾燥や低温にある程度耐性のある中間地性とされています。
体温や乾燥に耐性のあるベントリコーサが掛け合わさっていることを考えると
ここまで加温する必要はないかと思いますが、今のとこころ問題なく育っています。
夏季

屋外で問題なく栽培可能でした。
ただ、直射日光だと葉焼けを起こしてしまうので、百均のすだれを使用して遮光をしていました。
用土
他のウツボカズラと同様に水苔での栽培がオススメです。
ホームセンターや園芸店で購入すると黒っぽい土(ピートモス)に埋まっていることが多いかと思います。
長く育てることを考えると、購入後はすぐに水苔に植え替えることをオススメします。
水やり
ウツボカズラは種類によって、どれくらい水を好むかが異なります。

低地性と中間地性の交配種となると、潅水の加減が悩ましいところです。
私のところでは乾燥して水苔の表面が少しカサっとするまでは霧吹きで葉水をする程度にしています。

ウツボカズラの水やりタイミングは「土の表面が乾いたら」が基本です!

まとめ
今回は「N.bloody mary(ブラッディマリー)」を紹介しました。

園芸店で販売されていることもあり、丈夫で育てやすい品種かと思います!
また、次々と袋ができるので、変化を楽しみやすい品種ですね!
皆さんもぜひ育ててみてください!
以上、いがぐりボーイでした。