【栽培記録】N.alata(アラタ)


皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
本日は園芸店やホームセンターでよく販売されているウツボカズラを紹介します。
それがこちら↓

N.alata(アラタ)です!
夏になると園芸店やホームセンターで販売されているポピュラーな種で、とても育てやすく初心者にオススメのウツボカズラとして有名です!

私も園芸店で購入した株を栽培しています。
今回はそんな育てやすいウツボカズラ「N.alata(アラタ)」の育て方や魅力を紹介します。
- N.alata(アラタ)を育てている方
- これからウツボカズラ栽培をしてみたい方
- 育てやすいウツボカズラを栽培したい方
N.alata(アラタ)とは
フィリピンに自生する原種
アラタはフィリピンに広く自生する原種のウツボカズラです。
また、自生する地域によってさまざまな変種が存在します。

和名は「ヒョウタンウツボカズラ」です。
特徴
原種ですが、非常に丈夫で育てやすい種として知られています。
他の種と比べると高温・低温・乾燥にもある程度耐性があるため、これからウツボカズラを栽培される方にもオススメです。
また、成長スピードも比較的早く、ピッチャー(袋)も付きやすいです。

ピッチャー(袋)の特徴
ヒョウタンウツボカズラというだけあって、ヒョウタンのように株が丸くポッコリしています。

また、しっかり光に当てるとピッチャーの上半分が赤く色づきます。
大きさは10~15cm程度ですが、うまく育てると20cmくらいの大きなピッチャーを付けることもあります。

育て方
栽培設備
基本的に高温多湿を好むウツボカズラですが、アラタであれば特に大掛かりな設備は必要ありません。
お住いの地域にもよりますが、夏場はすだれなどで遮光をして屋外で、冬場は日当たりの良い室内に置いておけば栽培可能です。

特にエアコンの風が直撃すると乾燥してダメージを負ってしまいます。

用土
他のウツボカズラと同様に水苔での栽培がオススメです。
ホームセンターや園芸店で購入すると黒っぽい土(ピートモス)に埋まっていることが多いかと思います。
長く育てることを考えると、購入後はすぐに水苔に植え替えることをオススメします。

水やり
ウツボカズラは種類によって、葉の厚さから根の量までさまざまです。
アラタは乾燥にも強いため、用土もべちゃべちゃにせず、少し乾燥気味の方がよいかと思います。
私のところでは乾燥して少し鉢が軽くなるまでは、霧吹きで葉水をする程度にしています。

ウツボカズラの水やりタイミングは「土の表面が乾いたら」が基本です!

植え替え
アラタに限らず、ウツボカズラの根はとても細く貧弱です。
できるだけ千切らないように水に浸しながら慎重に用土を外していきます。

どうしても取れない場合は無理に取らずに、新しい用土を足しましょう。

我が家の栽培環境
自作の簡易温室で栽培しています。
温室が一つしかないため、高温多湿を好む低地性ウツボカズラと同じ環境で栽培しています。

アラタであれば、もう少し涼しい場所でも問題なく育てられるかと思います。
- 日中温度:20度
- 夜間温度:27度
- 湿度:60%以上


温度管理には園芸用ヒーターを使用しています!
まとめ
今回は初心者にオススメのウツボカズラ「N.alata(アラタ)」を紹介しました。

初心者にオススメのウツボカズラとして名前が挙がるだけあって、とても育てやすい種です。

やはりピッチャーが素直についてくれると栽培が楽しいですね!
夏にはまた園芸店で販売されると思うので、ぜひ栽培にチャレンジして頂きたいウツボカズラです。
引き続き栽培記録をお伝えしていきますので、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
以上、いがぐりボーイでした。