初めての栽培におすすめな食虫植物4選
皆さんこんにちは!
私は3年ほど前から食虫植物の栽培をしている「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
本来、虫に食べられるはずの植物が逆に虫を食べる。
そんな信じがたい性質をもった植物が食虫植物です。
近年では園芸店やホームセンターで売られていることも多く、目にする機会も多いのではないでしょうか。
ホームセンターではよく特別コーナーが設けられていますね!
ただ、食虫植物と言っても非常にたくさんの種類があるため、何から買えばいいかわからず、躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はこれから栽培を始める方に向けて、「まず一つ目の食虫植物」としてオススメな種類を4つ紹介します。
ぜひご自分に合った食虫植物を選んでみてください!
食虫植物ってどんな植物?
食虫植物は虫を食べることで知られる植物で、虫を「挟み込む」、「落とし穴に落とす」、「粘着性のある液体でくっつける」など様々な方法で虫を捕まえます。
どんなところに生えてるの?
土壌からでは不足してしまう栄養を自ら虫を捕まえて補給しているというわけです。
これだけ聞くと「辺境の地に生えているやばい植物」のようですが、実は日本にも自生しており、案外身近な存在です。
どこで買えるの?
皆さんもホームセンターの入り口付近で販売されてるのを見かけたことがあるのではないでしょうか?
また、全国の植物園や商業施設のイベントホールなどでは定期的に即売会が開催されています。
普段ホームセンターでは見つけられないような珍しい種類の食虫植物を手に入れる大きなチャンスなので、私も可能な限り参加しています!
なお、近くで購入する場所がなかったり、なかなかイベントに参加できない方はネットでも購入することができます。
私も最初の食虫植物はネットで購入しました!
初心者におすすめな食虫植物4選!
「これから食虫植物を栽培したい」といった方におすすめな食虫植物を大きく4つ紹介します。
食虫植物は温度や湿度に敏感なものが多く、それなりの設備が必要なものもありますが、これから紹介するものは比較的に「簡単」、「低予算」でも栽培が可能です!
①ウツボカズラ(ネペンテス)
やはり食虫植物といったら「ウツボカズラ」!
ポケモンのウツボットのモデルとなった食虫植物ですね!
ウツボカズラの虫の捕まえ方
葉の先端についた袋からは甘い香りを発しており、つられて飛んできた虫が止まると足を滑らせて落下してしまいます。
袋の中には消化液が溜まっており、落ちた虫を溶かして吸収してしまいます。
置き場所
主に熱帯から亜熱帯に自生しているため、寒さと乾燥が苦手です。
冬は室内に取込み、可能であれば暖房や加湿器を使用してあげましょう。
なお、ホームセンターで販売されている種類は比較的頑丈なものが多いので、日当たりの良い窓際で冬越しできる場合もあります。
また、夏は屋外で管理することも可能です。
その際、真夏の直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、半日陰か遮光ネットを使用して調整してあげましょう!
②ハエトリソウ(ディオネア)
こちらも食虫植物の代表格「ハエトリソウ」!
いかにも虫を食べそうな見た目をしています!
ハエトリソウの虫の捕まえ方
口のような葉っぱの中には片面3本ずつ感覚毛が生えており、虫が2回触ると高速で閉じます。
なぜ2回なのかというと、より葉の中心に虫がいるタイミングで葉を閉じて捕まえる可能性を高めるためだそうです。
賢いですね。
店頭で売ってるハエトリソウにも触らないで上げてね!
置き場所
主に北アメリカの開けた湿地に自生しています。
日本と同じく四季がある地域のため、年中屋外での栽培が可能です。
その際は可能な限り日当たりの良い場所に置くことが重要です。
ただ、近年の日本の猛暑は異常なレベルなので、もし葉焼けを起こしているようであれば遮光ネットを使用してみましょう。
冬場は休眠状態になり枯れたような見た目になりますが、春には成長を再開するので安心してください!
③サラセニア
すらりと伸びたシルエットが魅力的な「サラセニア」!
こちらもとても育てやすく初心者にオススメです!
サラセニアの虫の捕まえ方
ウツボカズラと同じく「落とし穴式」の食虫植物です。
筒状の葉の蓋から甘い蜜が出ており、寄ってきた虫を落としてしまいます。
また、筒の中には下向きに毛が生えており、もがくほど下に落ちていく構造になっています。
置き場所
ハエトリソウと同じく、北アメリカの開けた湿地に自生しています。
そのためハエトリソウと同じく、年中屋外での栽培が可能です。
その際はハエトリソウと同じく、日当たりは重要となります。
④モウセンゴケ(ドロセラ)
最後はキラキラ輝く「モウセンゴケ」!
そこまで大きくならない種類も多いので、省スペースなのも魅力です!
モウセンゴケの虫の捕まえ方
葉から分泌される粘着性のある粘液で虫を捕らえる「粘着式」の食虫植物です。
さながら天然のハエ取り紙。
また、虫がくっつくとゆっくりと巻き付き、そのまま消化します。
置き場所
モウセンゴケは世界中に分布しており、育て方も様々です。
ただ、ホームセンターや園芸店で販売されているものは大体が冬だけ室内管理となります。
その際は日当たりの良い窓際に置いておけば大丈夫です。
また、ホームセンターでよく売られている「D.binata(サスマタモウセンゴケ)」はハエトリソウたちと同じく冬は休眠するため、年中屋外で栽培しましょう。
まとめ
今回は初心者にオススメな食虫植物を紹介しました!
皆さんは育ててみたい食虫植物は見つかりましたか?
それぞれ置き場所や育て方は異なりますが、まずはピンときたものから育ててみるのが何よりオススメです!
僕はハエトリソウから育てました!
正直、今回の記事だけでは伝えきれないことがたくさんあるので、細かい育て方や種類の紹介はまた別の記事でできればと思います!
以上、いがぐりボーイでした。