食虫植物の冬越しについて
皆さんこんにちは!
私は3年ほど前から食虫植物の栽培をしている「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
みなさん、食虫植物というとどのような場所に生息しているかご存じでしょうか?
実は食虫植物といっても様々な種類が存在しており、生息している場所も高温多湿の熱帯雨林から開けた湿地まで実に様々です。
そのため、日本の冬を乗り越えるためには、ある程度の環境作りが必要となってきます。
ただ、こらから食虫植物を育てる方にとって、環境作りと言われても困ってしまいますよね。
しかし、実は食虫植物の中には冬場もほとんど手間やお金をかけずに管理できるものが存在します!
今回は主にホームセンターや園芸店で販売されている種類の食虫植物の冬越し方法を解説していきます!
冬に加温が必要な食虫植物
冬には加温が必要な主な食虫植物が以下の通りです。
- ネペンテス(ウツボカズラ)
- 一部のドロセラ(モウセンゴケ)
- メキシカンピンギキュラ(ムシトリスミレ)
上記の食虫植物は主に高温多湿な熱帯雨林に生息しています。
そのため、室内への取り込みや温室での加温がないと成長が悪くなったり、最悪枯れてしまう可能性があります。
室内での加温の方法としては、簡易温室やグロウテントを導入されてる方が多いかと思いますが、栽培されている植物が少ない場合や予算を抑えて冬越しをする場合は衣装ケースを使用する方法がお勧めです!
こちらは私が作成した衣装ケースを使用した簡易温室です!
衣装ケースに耐熱性のある容器を入れ、その中に水槽用のヒーターを入れて加温と加湿を行っています。
これであれば、1万円もかからず簡易温室を導入することが可能です!
詳しい作成方法等は別の記事でご紹介させていただきます!
日当たりの良いところに置くとより温度を上げることができますが、高温になりすぎないよう温度計も中に設置することをお勧めします。
冬も加温が不要な食虫植物
対して、冬も加温が不要な食虫植物が以下の通りです。
- ディオネア(ハエトリソウ)
- サラセニア
- 一部のドロセラ(モウセンゴケ)
これらは主に北アメリカの湿地など、日本と同じく四季のある地域に自生しています。
つまり、日本の冬でも基本的にそのまま屋外で栽培しても問題ありません。
もっと言ってしまえば、これらは冬季は休眠状態になることで春先からの成長に向けて栄養を蓄えることができます。
そのため、下手に室内や温室に取り込んでしまうと生育に悪影響が出てしまう可能性があります。
上級者の方の中には徹底した管理のもと室内で栽培されている方もいらっしゃいますが、まずは年中屋外での栽培をお勧めします。
休眠中もできるだけ日当たりの良いところで管理しましょう!
食虫植物の栽培では原則的に自生地の環境にいかに近づけることができるかがポイントになるよ!
まとめ
今回の記事では種類ごとの冬越し方法について解説しました。
食虫植物はそれぞれ個性があって、どれを育てるか迷ってしまうこともあるかと思います。
まずはご自宅で作れる環境から何を育てるか選んでいくのもいいかもしれませんね!
モウセンゴケの栽培方法については別記事にて紹介します!
お楽しみに!
以上、いがぐりボーイでした!