失敗しないハエトリソウの植え替え方
皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
食虫植物で最も人気のある「ハエトリソウ」!
今年の夏にホームセンターや園芸店で購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主に夏に販売されているハエトリソウですが、植え替えは冬に行います。
そして、冬にしっかりと手入れをしているかが翌春からの成長のポイントになります。
サラセニアと同じですね。
今回は今年ハエトリソウを育て始めた方に向けて、ハエトリソウの植え替え方法を紹介します。
皆さんもぜひ植え替えにチャレンジしてみましょう!
ハエトリソウの育て方を確認されたい方はこちら!
冬の管理方法
冬は休眠する
ハエトリソウは冬になると春からの成長に備えて休眠状態となります。
休眠状態となると地上部分を枯らし、一時的に成長が止まります。
一見枯れているように見えますが、うっかり捨てないように気を付けましょう。
植え替えは休眠中に行う
植え替えをすると多少なりとも根にダメージを与えてしまいます。
できるだけダメージを抑えるために植え替えは休眠期の12月~2月ごろに行うのがオススメです。
私は購入したらいったん植え替えます。
必要なもの
植え替えるハエトリソウ
今回はこのハエトリソウを植え替えます。
地上部が枯れて休眠状態になっていることが見て取れます。
用土
乾燥水苔
食虫植物の定番用土である乾燥水苔を使用します。
通気性と保湿性に優れているためハエトリソウにもオススメです。
別々の用土をブレンドする手間もないので、初心者にもオススメです。
日向土 中粒
鉢底石として使用します。
他の鉢底石でも問題はありませんが、食虫植物は酸性の用土を好むためオススメです。
鉢
「この鉢でないといけない。」というものは無く、気に入った鉢に植え込んでしまってOKです!
オススメはスリット鉢
私はスリット鉢を使用しています。
スリット鉢は底から側面にかけて溝が掘ってあり、通気性に優れています。
また、プラスチック製のため軽く、値段も安いことから私のお気に入りの鉢です。
形も丸型や四角など様々です。
その他
その他のあると便利なものです。
園芸ハサミ
古い葉を切り取る際に使用します。
ライター・チャッカマン
ハサミを熱で消毒するために使用します。
植え替え手順
鉢底に日向土敷く
鉢底石(日向土の中粒)を鉢に入れます。
細かい粉塵が付いていると思うので、水で洗い流します。
水苔を日向土の上に敷く
鉢底石の上に水苔を敷きます。
ハエトリソウを鉢から抜き取り、古い用土を洗い流す
鉢を逆さにしてハエトリソウを鉢から抜き取り、古い用土を取り除きます。
水苔が絡んで取れずらいこともありますが、無理に引っ張って根を切らないように注意しましょう。
また、枯れた葉っぱがあったらこの時にハサミで切り取りましょう。
ハサミをそのまま使いまわすと病気を移してしまう原因になります。
根を水苔で囲む
綺麗になった根っこに水苔を添えていきます。
鉢に埋め込む
鉢の大きさを見ながら水苔を足していきます。
ちょうど良い大きさになったら鉢に詰めます。
押し込んだ後に鉢との間に隙間が空いているようだったら、水苔で埋めていきましょう。
ちょうどよい硬さまで詰めたら完成です!
水苔を詰める硬さのポイント
水苔は詰めすぎると水はけが悪くなり生育によくありません。
目安として上から水をかけて、5秒程度で水が抜けていく程度の硬さにしましょう。
まとめ
今回はハエトリソウの植え替え方法を紹介しました。
ハエトリソウは様々な園芸品種が販売されていますが、植え替え方はほとんど同じです。
今年からハエトリソウを育ててる方もぜひこの冬に植え替えにチャレンジしてみてください!
以上、いがぐりボーイでした。