ハエトリソウ

ハエトリソウの育て方

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いがぐりボーイ
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皆さんこんにちは!

私は3年ほど前から食虫植物の栽培をしている「いがぐりボーイ」です!

このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!

食虫植物の代表格「ハエトリソウ」!

虫を捕らえる瞬間がわかりやすく、最も知名度の高い食虫植物ですね。

ハエトリソウ

夏にはホームセンターや園芸店でも広く販売されている「ハエトリソウ」。

しかし、育て方をご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか?

興味はあるけど育て方がわからない・・・

以前から枯らしたことがあって栽培できるか不安・・・

そんな方も多いのではないでしょうか?

いがぐりボーイ
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私も初めて買ったハエトリソウは枯らしてしまいました・・・

でも、大丈夫です!

ハエトリソウはポイントさえ押さえれば、初心者の方も簡単に栽培できます!

今回はハエトリソウを育てるポイントを5つ紹介します!

こんな方に向けて
  • ハエトリソウを育ててみたいけど、育て方がわからない
  • ハエトリソウをすぐに枯らしてしまったことがある
  • 育てやすい食虫植物の栽培を始めてみたい
ハエトリソウを育てるポイント5つ

ハエトリソウってどんな植物?

ハエトリソウの特徴

ハエトリソウ

ハエトリソウはモウセンゴケ科、ハエトリソウ(ディオネア)属に分類される植物で一属一種の植物です。

生息地は主に北アメリカの開けた湿地で日本と同じく四季のある地域です。

ハエトリソウの虫の捕まえ方

一見口のように見えるものは実は葉っぱで中には片面3本ずつ感覚毛が生えています。

この毛に虫が2回触ると高速で葉を閉じて虫を閉じ込めてしまいます。

なぜ2回なのかというと、一度触っただけですぐに閉じてしまうと葉の端っこで虫を挟んでしまうことになり、しっかりと閉じ込めることができないからだそうです。

いがぐりボーイ
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賢いですね!

ハエトリソウの種類

ハエトリソウは一属一種ですが、同じハエトリソウでも見た目には多くのバリエーションがあります。

これは増やしていく過程で生まれた突然変異によるものだそうです。

赤みが特徴的な「ハエトリソウ ’レッドシャーク’」
小さい捕虫葉が密集する「ハエトリソウ ’姫’」
いがぐりボーイ
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ホームセンターや園芸店でレアな品種を探すのもハエトリソウ栽培の醍醐味です!

いろいろな園芸品種はありますが、基本的に育て方に違いはありません。

見た目がかっこいいものを買いましょう。

ハエトリソウの育て方の基本

ハエトリソウの自生地は北アメリカで四季のある日本と環境が似ています。

そのため基本的に暖房も冷房も必要なく、年中屋外で栽培可能です。

細かいポイントは以下の通りです。

日当たり

ハエトリソウは日当たりがとても大事です。

原則、一年中屋外で直射日光に当てて栽培しましょう。

近年の夏は地獄のような猛暑なので、もし葉焼けしてしまってるようであれば遮光ネットなどを使って様子を見ながら管理しましょう!

ハエトリソウはサラセニアと一緒に屋外管理

温度

年中屋外管理が原則なため温度管理も何もありませんが、季節ごとの栽培のポイントがあります。

夏の管理

夏の猛暑で腰水や鉢が直接温められると弱ってしまう可能性があります。

その場合は直射日光が鉢に当たらないよう工夫して管理しましょう!

いがぐりボーイ
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私は発泡スチロールを受け皿に使っています。熱や日光を遮断してくれるのでオススメです!

発泡スチロールによって直射日光が直接鉢や腰水に当たらないように管理

冬の管理

北アメリカに自生しているハエトリソウは冬の寒さには余裕で耐えます!

加えて、冬の寒さに当たることで休眠状態となり、春からの成長に使う栄養を蓄えることができます。

冬も屋外でしっかり寒さに当てて管理しましょう。

いがぐりボーイ
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休眠中は地上部分が枯れますが、根っこは生きているので安心してください!

休眠中も水を切らさず、日当たり良いところで管理しましょう。

寒いからと言って暖かい室内に取り込むとかえって弱らせてしまいます。

水やり

ハエトリソウは湿地に自生しています。

そのため、水を切らさないことが重要です。

でも、毎日水やりは大変だな・・・

そんな方にオススメなのが腰水という管理方法です。

腰水

腰水は1~2cmほど水を貯めた受け皿の上に鉢を置き、鉢底から給水する方法です。

受け皿の水が減ったらまた受け皿に水を注ぎます。

いがぐりボーイ
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これなら毎日水やりしなくても、受け皿の水さえ残っていれば大丈夫です!

腰水は定期的にきれいな水に交換しましょう。

深すぎる腰水は根腐れの原因となるため注意しましょう!

用土

ハエトリソウもウツボカズラと同じく、いろいろな用土で栽培されている方がいらっしゃいますが、初心者の方はまず乾燥水苔がオススメです。

水で戻した乾燥水苔

水苔は保湿性と通気性に優れているため、食虫植物栽培の定番用土として使われています!

水で戻した水苔を根っこの周りを囲んで植木鉢に植え込みましょう。

植え替えの時期は休眠中の冬場がオススメです。

購入時に埋まっている黒っぽい土は夏の暑さで腐敗しやすいため、購入後は水苔への植え替えをオススメします!

  • 観葉植物や家庭菜園で一般的に使用される培養土は使わないでください。
  • 肥料も不要です。

虫の栄養を吸収し終わったら葉は再び開く

ハエトリソウというと、虫をバクバク食べそうなイメージですよね?

ただ、実際はたまたま虫が止まった際に捕虫する程度なのでめったに食べるところを見ることはありません。

いがぐりボーイ
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実は私も実際に虫を食べる瞬間はまだ見たことがありません・・・

つまり、わざわざ虫を捕まえて積極的に食べさせる必要はありません

基本的にハエトリソウは「日光」と「水」があれば問題なく栽培可能です。

虫はサプリメントかおやつくらいの感覚で大丈夫です。

まとめ

今回はハエトリソウを育てるにあたってのポイントを5つ紹介しました。

ハエトリソウを育てるポイント5つ

ハエトリソウは様々な園芸品種が販売されておりますが、基本的な育て方は同じです。

なので、購入の際に毎回育て方を調べなくてもよい分、これから食虫植物の栽培を始める方にも特にオススメです!

いがぐりボーイ
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ハエトリソウは個体ごとの見た目に違いがありますが、見た目で気に入ったものを選んで大丈夫です!

いろんな見た目のハエトリソウを集めるのも楽しみ方の一つですね!

ぜひ皆さんのご家庭でもいろんなハエトリソウを育ていただければと思います!

また、皆さんの栽培環境もコメント欄から教えていただけると幸いです!

以上、いがぐりボーイでした。

ABOUT ME
いがぐりボーイ
いがぐりボーイ
食虫植物栽培歴4年。 休日は植え替えと園芸店巡りをして過ごす会社員。 最近子供が生まれました!
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