【モウセンゴケ栽培の始め方】初心者にオススメの育て方を完全解説
キラキラした粘液が魅力的なモウセンゴケ。
園芸店やホームセンターの食虫植物コーナーでは必ず置いてあるポピュラーな食虫植物です!
キラキラした見た目が綺麗なため、つい手に取った方もいらっしゃるのはないでしょうか?
しかしこのモウセンゴケ、買ったはいいもののどう育てればよいか分からない方も多いのではないでしょうか?
実はモウセンゴケは他の食虫植物と同様に、育て方が普通の観葉植物とは少し異なります。
また、同じモウセンゴケ同士でも種類が異なると育て方も異なります。
特に冬の管理方法は大きく異なります。
そこで、この記事では「初心者の方にモウセンゴケ栽培のポイント5つ」を紹介します。
この記事を読むと、
そんな方でも安心してモウセンゴケの栽培を始められるようになります!
結論は下記の5つです。
- 買う前に冬の育て方をチェック
- 購入後は一度植え替える
- 日当たりの良い場所で栽培
- 絶対に水を切らさない
- 肥料は与えない
モウセンゴケの栽培では以上の5つに気を付けていただければ、初心者の方でも安心して育てていけると思います!
モウセンゴケとは?
自生地
オーストラリアや南アフリカ原産のものが多いですが、世界中に広く自生しています。
自生している環境が様々なので、適した栽培環境も様々です。
園芸店やホームセンターで購入できるものは育てやすい種類が多い
ドロセラ属は200種以上が存在しており、自生する環境も様々なので育て方のバリエーションもとても多いです。
冬に休眠するものから夏に休眠するものまで育て方は多種多様です!
しかし、園芸店やホームセンターで購入できるものに限っては比較的栽培は簡単で大掛かりな栽培設備も必要ありません。
食虫植物全体で見ても丈夫で育てやすいものが多いと思います!
虫のとらえ方
モウセンゴケの葉には細かい毛がたくさん生えており、毛からは粘液を分泌しています。
この粘液で虫をくっつけ、そのまま消化・吸収して栄養に変えてしまいます。
天然の蠅取り紙のような植物です!
栽培の5つのポイント
モウセンゴケを育てるにあたり、私が大切だと思っていることは下記の5つです。
- 買う前に冬の育て方をチェック
- 購入後は一度植え替える
- 日当たりの良い場所で栽培
- 絶対に水を切らさない
- 肥料は与えない
買う前に冬の育て方をチェック
まずは購入する前のお話です。
モウセンゴケは世界中に自生しているため、もともとの自生地によって耐寒性が異なります。
そして、特に気を付けたいのが冬の管理方法です。
主に園芸店やホームセンターで購入できるモウセンゴケの冬の管理方法は大きく二通りです。
ご自宅の栽培スペースを考えながら育てるモウセンゴケを選びましょう!
「D.binata(ビナータ)」以外は冬は室内管理
園芸店やホームセンターで購入できる種類においては「D.binata(ビナータ)」は冬も屋外で栽培可能です。
それ以外は冬は室内に取り込んで育てましょう。
購入後はまず植え替え
モウセンゴケをはじめ、食虫植物は購入時に黒っぽい土に植えられています。
これはピートモスと呼ばれる土で大量生産には向いていますが、夏の暑さで腐敗してしまう恐れがあります。
購入後は一度植え替えてから栽培を始めることをオススメします!
日当たりの良い場所で栽培
モウセンゴケ栽培において光はとても重要です。
種類によって必要な光の強さは異なりますが、できるだけ日当たりの良い場所で育てましょう!
室内で育てる場合は窓際に置いたり、LEDで光を補ってあげましょう!
絶対に水を切らさない
一般的に販売されているモウセンゴケは湿地帯に自生しています。
つまり常に水が豊富な環境となります。
家庭で栽培するうえでも、水は切らさないように管理しましょう!
肥料は与えない
モウセンゴケをはじめ、食虫植物はもともと栄養素が少ない土地に自生しています。
そのため、他の植物と同じように肥料を与えてしまうとかえって調子を崩してしまう場合があります。
はじめは肥料無しでの栽培から始めることをオススメします!
いわば捕らえた虫が肥料になります。
まとめ
今回は私が考えるモウセンゴケ栽培のポイントを5つ紹介しました。
- 買う前に冬の育て方をチェック
- 購入後は一度植え替える
- 日当たりの良い場所で栽培
- 絶対に水を切らさない
- 肥料は与えない
これからモウセンゴケ栽培を始められる方もこの育て方を試してもらえれば、安心して育てていけると思います!
大掛かりな設備も必要ないので、ポイントさえ押さえれば育てやすい食虫植物だと思います!
また、さらに詳細な育て方についてはまた他の記事でご紹介できればと思います。
ぜひ他の記事も読んでみてください!
以上、いがぐりボーイでした。