【栽培記録】N.× ventrata(ベントラータ)
皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
本日は初心者におすすめウツボカズラを紹介します。
それがこちら↓
N.× ventrata(ベントラータ)です!
食虫植物を取り扱っている園芸店やホームセンターではまず置かれているとてもポピュラーな種です!
そしてよく普及しているだけあって、とても育てやすく初心者におすすめのウツボカズラとしてよく候補に挙がる種です。
今回はそんな育てやすいウツボカズラ「N.× ventrata(ベントラータ)」の育て方や魅力を紹介します。
N.× ventrata(ベントラータ)とは
強健な自然交配種
ベントラータはベントリコーサとアラータの自然交配種のウツボカズラです。
ベントリコーサもアラータも比較的に低温や乾燥にも耐性があるせいか、ベントリコーサはとても丈夫で育てやすい交配種として知られています。
特徴
自然交配種ですが、丈夫な品種同士が掛け合わされていることもあり、とても育てやすい種です!
成長も早く、環境に合えば次から次へと袋を付け、脇芽もニョキニョキ伸ばします。
育ちすぎた際には剪定して挿し木で増やすことも可能です。
袋の特徴
形はアラータのものに似ていますが、ベントリコーサのようにツルっとしていてヒレがありません。
また、同じ個体でも色の付き方のは差がありました。
育て方
栽培設備
基本的に高温多湿を好むウツボカズラですが、ベントラータであれば特に大掛かりな設備は必要ありません。
夏場はすだれなどで遮光をして屋外で、冬場は日当たりの良い室内に置いておけば問題なく栽培できました。
ただ、それなりに乾燥にも耐性があるとはいえ、できれば湿度を保ってあげた方が好ましいです。
その場合もベントラータであれば、霧吹きをしてビニール袋を被せておくことで簡単に対策可能です。
特にエアコンの風が直接当たるようでしたら、ぜひ試してみてください!
用土
他のウツボカズラと同様に水苔での栽培がオススメです。
ホームセンターや園芸店で購入すると黒っぽい土(ピートモス)に埋まっていることが多いかと思います。
長く育てることを考えると、購入後はすぐに水苔に植え替えることをオススメします。
水やり
ウツボカズラは種類によって、葉の厚さから根の量までさまざまです。
ベントラータは乾燥にも強いため、用土もべちゃべちゃにしない方が良いかと思います。
私のところでは乾燥して少し鉢が軽くなるまでは、霧吹きで葉水をする程度にしています。
ウツボカズラの水やりタイミングは「土の表面が乾いたら」が基本です!
我が家の栽培環境
自作の簡易温室で栽培しています。
温室が一つしかないため、高温多湿を好む低地性ウツボカズラと同じ環境で栽培しています。
もう少し涼しい環境でもよさそうですが、今のところ全く問題なく成長しています!
温度管理には園芸用ヒーターを使用しています!
まとめ
今回は初心者にオススメのウツボカズラ「N.× ventrata(ベントラータ)」を紹介しました。
他の栽培家の方々がオススメされているだけあり、とても育てやすウツボカズラです。
夏になれば入手も簡単で価格も安いため、これから栽培にチャレンジされる方にはとてもオススメな種と言えますね。
まずは育てやすい種類から栽培を始めた方が楽しいです!
引き続き栽培記録をお伝えしていきますので、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
以上、いがぐりボーイでした。