【自作簡易温室】昭和精機工業のパネルヒーター「SPE-250」使ってみた
皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
食虫植物だけに限らず、熱帯の植物の冬越しに温室を使われている方も多いかと思います。
私も食虫植物の冬越し用に簡易温室を自作しました。
そして簡易温室内を温めるために使用されているのが園芸用ヒーターですね。
私も温室を作るにあたり、この園芸用ヒーターを購入しました。
昭和精機工業から販売されている「 SPE-250」です!
多くの方が使用されている有名な園芸用ヒーターだったので、私もこちらを導入しました。
使ってみた結論から言うと、めちゃくちゃいいです!
最初の園芸用ヒーターとして購入するなら間違いないかと思います。
今回は簡易温室を検討されている方に向けて、「 SPE-250」を実際に使ってみた感想をお伝えします。
SPE-250とは?
園芸用ヒーターの定番品
園芸用ヒーターは主に温室内を温めるために使用します。
その中でも昭和精機工業から販売されているパネルヒーターは愛用者も多く、園芸用ヒーターの定番です。
ワット数によってモデルが異なる
昭和精機工業からはワット数違いで3種類のパネルヒーターが販売されています。
ご自身の温室のサイズに合わせたものを選びましょう。
迷ったら250Wがオススメです!
サーモスタットとは
サーモスタットは温度を一定に保つための機械です。
サーモスタットを25度の設定した場合、室温が25度に達すると一時的に電源が切れます。
設置方法
こちらが取扱説明書に記載の設置方法の図です。
接続順は
- パネルヒーター
- サーモスタット
- コンセント
の順路となります。
そしてサーモスタットからは温度を検知するための温度計が伸びています。
この温度計はパネルヒーターの対角線上に設置します。
実際に設置した様子
温室の最下段、左奥に設置しました。
そしてその対角線上にあたる右上にサーモスタットの温度計を設置しました。
隣の温湿度計は取扱説明書でも推奨されている設置方法で、温度を目視できるように設置しています。
そしてサーモスタットは調整しやすいように右手前に設置しています。
設置する際の注意点
設置する際の注意点は以下の通りです。
ヒーターの上にはものを設置しない
ヒーターは上方向に放熱します。
空気の流れを阻害しないようなるべく真上にものを設置するのは避けましょう。
ヒーターの周囲は10cm程度あける
ヒーターは上方向に放熱するため、側面はあまり熱くなりません。
とはいえ、本体は高温になっているので近すぎる場所にものを設置したり、温室を覆っているシートがうっかり触れてしまわないよう気を付けましょう。
取扱説明書によると目安は10cm程度です。
使ってみた感想
良かった点
温度をほぼ一定に保てる(サーモスタットを使用した場合)
私の場合は食虫植物用の温室として使用しているため、サーモスタットは25度に設定しています。
記事投稿時点で外気温は10度程度ですが、温室内の温度計はほぼ設定どおり25度前後を示しています。
250Wモデルでもコンパクト
昭和精機工業から販売されているパネルヒーターの中では一番大きいワット数のモデルですが、とてもコンパクトです。
動作音が静か
ファンヒーターのように風が出るものではないので、ほとんど動作音が聞こえません。
悪かった点(注意点)
本体の真上にものは置けない
熱気が上方向に出ているため、真上に鉢を置いてしまうと空気の流れを阻害してしまいます。
また、鉢が熱くなってしまうのも注意が必要です。
温室内の鉢の配置になかなか苦戦しました。
湿度は上がらない
当然ですが、パネルヒーターでは温度は上がっても湿度は上がりません。
乾燥を好む植物なら問題ありませんが、食虫植物のような湿度が必要な植物の場合は対策が必要です。
私は温室内に加湿器を設置しています。
まとめ
やはり多くの方が使っている園芸用ヒーターだけあって、とても使いやすいです。
特に一般家庭用の簡易温室を作るにあたっては最適解と言えるヒーターではないでしょうか。
ただ、育てている植物や環境によって設定温度や湿度管理は必要になってくるかと思います。
その点は毎日植物の様子を観察しながら、微調整を加えていくのが重要ですね!
ぜひ皆さんも温室を作ってみてください!
また、皆さんの栽培環境もコメント欄から教えていただけると幸いです!
以上、いがぐりボーイでした。