【食虫植物の冬】自作簡易温室の紹介!
皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
虫を食べることで知られる食虫植物!
夏にホームセンターや園芸店で見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
よくホームセンターの入り口付近で特設コーナーを見かけますね!
しかし、この食虫植物、一般的に夏ものの観葉植物として扱われています。
つまり、夏以外は販売されていないのです。
その理由は簡単で熱帯に自生している食虫植物は冬の寒さで枯れてしまうからです。
特にウツボカズラは冬対策が必須です。
したがって、今年の夏に食虫植物を買った方も、種類によっては何かしらの冬対策が必要となります。
そこで今回は私が使用している自作簡易温室を紹介します!
この記事を読んでしっかり冬対策を進めましょう!
食虫植物ごとの冬越し方法はこちら!
私が使用している簡易温室
いきなりですが、私が使用している簡易温室がこちらです。
主にウツボカズラや加温が必要なモウセンゴケを栽培しています。
昨年までは衣装ケースを使用した小型の簡易温室を使用していましたが、植物の数が増えたため、新たに自作しました。
育てている植物によっては、衣装ケース温室でも十分です!
簡易温室の作り方
使用したもの
金属ラック
私はこの金属ラックを使用しました。
ドウシシャが販売しているルミナスのスリムラックです。
できるだけ多く並べられるように5段にしましたが、後述のLEDが強すぎたため、棚の間隔をあけて使用しています。
100円ショップのアルミシート
100円ショップで販売されているアルミシートを巻き付けています。
アルミは熱と光を反射してくれて、加工もしやすいためオススメです。
破れやすいので取り扱いには注意しましょう!
断熱カーテンライナー
温室の前面に使用しています。
透明なので中が見やすく、断熱性があります。
100円ショップのワイヤーネット
温室内を立体的に使用できるため重宝しています。
植物育成LED
Fanxieastから販売されている「植物育成ライト 60W 256LED」を使用しています。
Amazonから似た商品でたくさん出ており迷いましたが、レビューから判断して選びました。
食虫植物栽培では湿度も高く保つため、少なくとも防水性のあるものを選びましょう。
100円ショップで購入したプラスチック製の棚板
100円ショップで販売されている組み立てるタイプの棚のパーツです。
先述のLEDは光量が強すぎてウツボカズラが葉焼けしてしまったため、遮光目的で使用しています。
LEDの下に置くことで光量を調整しています。
しっかり距離を取れるならそれが1番いいと思います。
USBファン
温室内の空気を動かすために使用。
植物に風が直接当たるのも良くないので、温室内の空気を外に吸い出す方向に動かしています。
園芸用ヒーター
温室の要。
いろいろな方がオススメされてる園芸用パネルヒーター「SPE-250」です。
加湿器
パネルヒーターを使用すると乾燥してしまいます。
食虫植物にとって乾燥は厳禁です。
温湿度計
温度と湿度を管理します。
季節や環境次第で過湿が異なるので目安として設置しています。
作成方法
材料を見ただけでおおよそ作り方は分かってしまいますが、金属ラックにアルミシートを巻き付けているだけです。
見ての通り、とても簡単に作成できます。
作成の際に気を付けたこと
しいて注意点を挙げるとすると、私が作成の際に気を付けたことは以下の通りです。
- ウツボカズラはLEDで葉焼けを起こさないように可能な限り距離をあける。
- 水を上げた際に鉢底から抜けた水が他の鉢に入らないようにする。
- できるだけ隙間をふさぐ。
特に2番は病害虫(センチュウ)の伝染を防止するために注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した方法であれば、比較的低予算でたくさんの植物を冬越しさせることが可能です。
ただ、栽培設備はどうしても育てている環境次第でベストな答えが変わってきてしまいます。
実際に温室を作った後も植物の状態を確認しながら自分に合ったカスタマイズを進めましょう!
私も日々微調整を進めています!
また、皆さんの栽培環境もコメント欄から教えていただけると幸いです!
以上、いがぐりボーイでした。